ひとりの人が、人民に代わって死ぬ

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2026.03.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 11章45~52節
放送日
2026.03.03

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「ひとりの人が、人民に代わって死ぬ」という題でお話しましょう。死んだラザロの復活という出来事を通して、多くのユダヤ人がイエス・キリストのなさったことを見て、イエス様を信じました。ところが、ラザロの復活を目撃した数人がパリサイ派の議員のところに行って、イエス様のなされたことを報告したのです。新約聖書ヨハネの福音書11章45~52節です。
そこで、祭司長たちとパリサイ派の議員たちは、ユダヤの最高議会を招集しました。当時のユダヤ最高議会は、神殿を管理する祭司たちと、旧約聖書学者のパリサイ派の人たちと、民から選ばれた長老たちによって構成されていました。合計70人の議員たちです。議長はその年の大祭司でした。
議会での議論が沸騰しました。「この人、イエスなる人物が多くのしるし(奇跡)を行っているというのに、我々はお互い何をしているのだ。もしこのままにしておけば、みんながイエスを信じるようになるだろう。その上ローマ人がやって来て、私たちの土地も人民も奪ってしまうのだ」
すると、議会の議長であった、その年の大祭司であったカヤパが発言しました。「あなたがたは何も分かっていない。ひとりの人が、人民に代わって死んで、全国民が滅びないようになるのが、私たちにとって得だということを、考えてもいない」議長カヤパの発言は、まったく政治的判断からのものでした。イエスなる人物の人気が集まり、騒ぎが起きたら面倒になることになる。その際、自分たちの利益を守り、ローマ軍が介入しないためにもイエスを殺した方がよいと言ったのです。
ところが、この大祭司カヤパの発言は、神から出た預言だったと著者のヨハネは次のように解説しています。「ところで、このカヤパの発言は自分から言ったのではなく、その年の大祭司であったので、イエスが国民のために死のうとしておられること、また、ただ国民のためだけでなく世界に散らされている神の子たちをひとつに集めるためにも死のうとしておられることを預言したのである」全く悪い動機から出た発言も、実は神の救いの計画を実現することになるのです。私たちの信じる神様は、創造と摂理の神、そして何よりもこの贖罪、贖いの神様です。

コメント

中野周治
聖歌521番『キリストには、代えられません!』♪キリストには♪代えられません♪世の宝も♪また♪富も♪この御方が♪私に代わって死んだ故です!♪

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